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立川志らく独演会   

2011年 02月 10日
立川志らく独演会_d0114841_0363244.jpg2011年2月10日(木)
「立川志らく独演会」
岡山市民文化ホール

休むことは出来なかったのでギリギリまで仕事して
生の高座を聴きたい一人である志らくさんの独演会を楽しんできました~♪
(小津安二郎監督にハマったきっかけは志らくさん)


立川 らく太 「高砂や」
立川 志らく 「疝気の虫」(せんきのむし)
(仲入り)
立川 志らく 「浜野矩随」(はまののりゆき)

まず一席は馬鹿馬鹿しい話をと「疝気の虫」
夢の中で妙な虫を見付けた医者が、その虫をつぶそうとすると
虫は疝気の虫だと名乗り命乞いをする。
詳しく話を聞くと、この虫が腹の中で暴れるので人間が疝気になり
好物のそばを食べると元気になるが、唐辛子が体に付くと死んでしまうので
人間が唐辛子を食べると「別荘」である男性の金〇に逃げ込むという。
そんな夢から覚めた医者は新治療法として患者の女房にそばを食べさせ
その匂いに釣られた疝気の虫は女房の体の中に移るが・・

イカレた噺に大笑い。

二席目はがらりと変わり大ネタで、当初は「中村仲蔵」を予定していたけれど
ネタ帳を見ると去年の11月に花緑さんがやっていたので「浜野矩随」に急遽変更
浜野矩随の死んだ父親は、当時江戸でも評判の名人刀剣の付属用品を彫刻する「腰元彫り」で
父親の存命中は江戸中の骨董屋がこぞって寄って来たが
そのあとを継いだ矩随はいくら頑張っても到底親にかなわなず駄作しか彫れず
唯一、お義理で買い取ってくれていた若狭屋にも見放されてしまった矩随は・・

人情噺にホロリ。

マクラに師匠談志に志の輔さん、5代目三遊亭圓楽の話で大笑いと
楽しい時間を満喫してきました。またの機会があるといいなぁ~♪

立川志らく独演会_d0114841_2183100.jpg立川志らく独演会_d0114841_2181140.jpg

by wanaseikatu | 2011-02-10 00:00 | 落語・歌舞伎