笑福亭鶴瓶 JAPAN TOUR |
2010年 03月 04日 |
第二回落語大秘演會
『笑福亭鶴瓶 JAPAN TOUR 2009-2010 WHITE』
去年11月のファーストシーズンの大阪公演は
販売すぐにチケット完売・・
2月~4月に開催のセカンドシーズンは
全国12都市でその地方出身の噺家と
共演するという壮大な企画で
兵庫県で開催された小野市民会館へ行ってきました。
兄弟子である笑福亭松喬さんの故郷・小野市での兄弟会だけに
師匠笑福亭松鶴の弟子時代の面白エピソードも聞けて
約2時間半の楽しい時間を過ごしてきました。
まずふらりと私服姿で登場し(普通に出てきたのでびっくり・・)
テレビと全く変わらないトークの面白さに会場内は爆笑続き。面白過ぎる~!
最初は私落語である「青木先生」をやり
最後のトリはまだ決めていないとのことで
聞いたことのない鶴瓶さんの古典落語は何をやるんだろう!?ワクワク。
”ピー”で大爆笑「青木先生」のあとは
松喬さんの約一時間の熱演「百年目」
大門の向きもわからない程堅物と思われている番頭が芸者幇間連れで
花見に出掛けてはしゃいでいる最中に旦那と出くわす。 船場の商家を舞台にした大ネタ。
中入りをはさんで松喬さんの「二人癖」
「呑める」が口癖の男が「つまらねえ」が口癖の男に
「互いに口癖が出たら罰金を取る」と決めさせ、相手に言わせようと仕組む噺。
そして、鶴瓶さんの「転宅」
妾の家へ泥棒が入ったが、妾は驚くどころか
「自分も泥棒仲間で、お前さんの様な男気のある人と所帯を持ちたい」と切り出す。
演じる妾の艶ぽさもテレビのキャラが強いため?おかま風に感じてしまったけど
そこもまた鶴瓶さんらしくていいかも。
たっぷり!笑わせてもらったなぁ~ めちゃめちゃ楽しかった~
笑福亭 鶴瓶 「青木先生」
笑福亭 松喬 「百年目」
(中入り)
笑福亭 松喬 「二人癖」
笑福亭 鶴瓶 「転宅」
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小野市の建造文化財
国宝浄土寺(阿弥陀堂)
浄土寺の浄土堂(国宝)は、鎌倉時代、
建久年間(1192~1197年)に重源上人が
建立した大仏様の建物
堂内には巨大な阿弥陀三尊立像(国宝)が
あります。
by wanaseikatu | 2010-03-04 04:45 | 落語・歌舞伎