こんな本 |
2009年 04月 11日 |
著者:山本 茂実
野麦峠はダテには越さぬ 一つアー身のため親のため…娘たちの悲壮な歌声が峠にこだまする。くちべらしのため、渡り鳥のように、来る年も来る年も峻嶮な峠を越えて信州の製糸工場に出稼ぎにいった飛騨の糸ひきたち。日本近代化を底辺でささえた製糸女工たちの悲喜こもごもの生涯を、元女工の証言をもとに描きあげた、ドキュメンタリーの古典的名著。
大昔に観た映画のイメージが強くて
ただ悲惨な出来事ばかりだと
思い込んでいたのは間違いで
元女工たちの証言から、悲しくて辛いことよりも
家を助けるため、親を喜ばせるために一生懸命稼ぎ
生き抜いてきた様子が伝わってきました。
五番目のサリー
著者:ダニエル・キイス
茶色の目と髪、いつも地味な服を着ているサリー・ポーターは、ニューヨークで働くごく平凡なウエイトレス。だが、彼女には人に言えない悩みがあった。子供のときから、ときどき記憶喪失におちいるのである。それが原因で仕事も長続きせず、結婚も破局をむかえた。じつはサリーの心のなかには、あと四つの人格がすんでいたのだ―。
上記2作品を続けて読んだ後に思ったのは、次は明るい内容のものにしよう!
ということで・・
「赤毛のアン」
著者:モンゴメリ
ちょっとした手違いから、グリン・ゲイブルスの老兄妹に引き取られたやせっぽちの孤児アン。初めは戸惑っていた2人も、明るいアンを愛するようになり、夢のように美しいプリンス・エドワード島の自然の中で、アンは少女から乙女へと成長してゆく―。愛に飢えた、元気な人参あたまのアンが巻き起す愉快な事件の数々に、人生の厳しさと温かい人情が織りこまれた永遠の名作。
やっぱり泣いちゃったなぁ・・
今回はシリーズ10作 完読できるかなぁ!?
# by wanaseikatu | 2009-04-11 02:15 | 本