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戦争とドキュメンタリー[1]   

2007年 10月 27日
戦争とドキュメンタリー[1]_d0114841_2343116.jpg『父親たちの星条旗』
2006年/アメリカ




『ミリオンダラー・ベイビー』のクリント・イーストウッド監督が、硫黄島の戦いをアメリカ側の視線から描いた戦争ドラマ。硫黄島の擂鉢山に星条旗を掲げる姿を写真に収められた兵士たち。彼らは一躍、国民的英雄となるが…。


戦争とドキュメンタリー[1]_d0114841_23442791.jpg『ダーウィンの悪夢』
2004年/オーストリア・ベルギー・フランス




グローバル経済に取り込まれたアフリカの一地域で引き起こされた悪夢のような現実を描き出す衝撃のドキュメンタリー。かつてその生物多様性から“ダーウィンの箱庭”と呼ばれていたアフリカのビクトリア湖。しかし半世紀ほど前に放たれた肉食の外来魚“ナイルパーチ”は、在来の魚を次々と駆逐、湖の生態系を破壊する。その一方で、淡泊な白身が食用に適していたことから、湖畔の町にはEUや日本へ向けたナイルパーチの加工・輸出産業が誕生する。しかし、新たな経済は貧富の差を拡大し、地域社会に大きなひずみをもたらしていく…。


この二作品には多少の差はあるけれど、どちらも日本がからんでいます。
どちらも見終わった後に言葉を失くします・・
テーマは全く違うものの、戦争と貧困問題
無くすべき無くなって欲しいと願わずにいられない。

by wanaseikatu | 2007-10-27 23:46 | 映画