壽初春大歌舞伎 |
2012年 01月 13日 |
2012年1月2日(月)
~26日(木)
大阪松竹座
初の大阪松竹座で
しっかりと楽しんできました。
一、傾城反魂香(けいせいはんごんこう)
土佐将監閑居の場
中村 翫雀/市川 海老蔵/片岡 秀太郎
大津絵の絵師、浮世又平は実直な人柄ながら生来言葉が不自由なため、女房のおとくがそれを助けてきました。師匠の土佐将監に「土佐」の名字を許してほしいと又平に代わっておとくが願い出ますが、何の功もない又平には与えられないと聞き入れてもらえません。弟弟子にも先を越され悲嘆に暮れた又平は死を覚悟し、この世の名残にと手水鉢に自画像を魂を込めて描きます。すると思わぬ奇跡が起こります。夫婦の情愛をきめこまやかに描いた近松門左衛門の名作
二、修禅寺物語(しゅぜんじものがたり)
片岡 我當/市川 海老蔵/上村 吉弥/片岡 進之介/中村 扇雀
修禅寺村に住む面作師夜叉王のもとへ、自らの顔に似せた面を彫るよう命じていた源頼家が
その催促にやって来ます。どうしても面の出来に納得がいかないと言う夜叉王を、短気な頼家が斬りつけようとすると、それを止めた娘の桂が昨夜打ち上がった面を差し出します。夜叉王が、その面には死相が表れていると言うのも聞かず、頼家はその面を喜んで受け取り桂を側室にすると言って連れて帰ります。しかしその夜、頼家は北条の追手に討たれ、頼家の面をつけて身代りになろうとした桂が手負いで戻って来ます。夜叉王は面の死相が頼家の運命を表していたと喜び桂の断末魔の表情を写し取ろうと筆を執るのでした。面作師夜叉王の芸術家魂と位の高い娘桂、薄幸の貴公子頼家、それぞれの哀愁を描いた岡本綺堂の代表的な作品
三、積恋雪関扉(つもるこいゆきのせきのと)
逢坂山関所の場
市川 團十郎/市川 海老蔵/坂田 藤十郎
都にほど近い逢坂の関には小町桜の異名を持つ季節外れの薄墨桜が咲いています。その関に庵を結び、亡き仁明天皇の菩提を弔う良峯少将宗貞のもとへ宗貞の恋人の小野小町姫がやって来ます。関守の関兵衛が馴れ初めを訊ねると二人は恥ずかしそうに恋の話を始めますが、関兵衛が過って懐から謀反の鍵を握る割符と勘合の印を落としてしまいます。宗貞は関兵衛の素性を怪しみ小町をその場から立ち去らせます。やがて関兵衛の前に、墨染という艶やかな遊女の姿をした桜の精が現れて・・・。市川團十郎が関守関兵衛実は大伴黒主、市川海老蔵が初役で良峯少将宗貞を勤め、坂田藤十郎が四十四年ぶりに小野小町姫と傾城墨染実は小町桜の精の二役を勤める。
↑ とうふ・和食 四季自然喰処 たちばなの幕間弁当 あっさり~♪
食後は満腹感と暖房の暖かさで睡魔が襲って大変・・
十数年ぶりの道頓堀をプチ散策
たくさんの美味しそうなものの中から選んだお店は
アンドリューのエッグタルト、豆狸おいなりさん、住吉団子本舗
お店の前を通り誘惑に負けてしまった
八天堂クリームパン、とんかつまい泉ヒレかつサンドも購入
食べ物ばかり買い過ぎ・・
by wanaseikatu | 2012-01-13 00:00 | 落語・歌舞伎