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こんな本   

2010年 06月 29日
こんな本_d0114841_2212742.jpg『淳之介さんのこと』
著者:宮城 まり子

一日も逢わずにいられない それがはじまりだった。
出会いからその死まで三十七年にわたり、いつも傍らで作家・吉行淳之介を見つめてきた著者が思い出すままにつづる作家の生活

こんな本_d0114841_22124269.jpg『約束』
著者:宮城 まり子

『ガード下の靴みがき』で歌手デビュー、その後も女優としてテレビや舞台でスポットライトを浴び続けた筆者が私財を投げ打って日本初の肢体不自由児養療施設「ねむの木学園」を創立し、40年という歳月が過ぎた。 昭和初期の大恐慌の経験、歌手、女優時代の多感な時代の裏話、芥川賞作家・吉行淳之介との運命的な出会い、「ねむの木学園」創設への奮闘などなど、その波瀾万丈の人生を飾ることなく、時にはユーモアたっぷりに綴ったエッセイ集。

こんな本_d0114841_22154583.jpg『テーブルの上のしあわせ』
著者:大橋 歩

雑誌「LEE」にて連載された人気コラムから食にまつわる話を絵本のようにまとめた、イラスト&エッセイ。
食べることの楽しさや、誰かと「おいしい」をわかちあって味わううれしさが、じわっと伝わってくる!

こんな本_d0114841_22172246.jpg『銀しゃり』
著者:山本 一力

寛政の江戸深川に「三ツ木鮨」を構えた鮨職人・新吉は親方から受け継いだ柿鮨(こけらずし)の味と伝統を守るため、日々精進を重ねていた。職人の誇りをかけて、満足のいく仕事をする。それが新吉の信条だったが、ふとしたきっかけで旗本勘定方祐筆・小西秋之助の知己を得る。武家の借金を棒引きにする「棄捐令」に思い悩む秋之助と新吉に、互いの生き様を通して生まれる男同士の信頼感。住む世界が異なっても、そこには仕事に命を燃やす男たちの熱い心意気があった。


読書ペースが低迷中の中で読んだ4冊はエッセイもの中心となってしまったな~
時代小説で今一番のお気に入りが山本一力作品♪
江戸の庶民の描き方がイイんです。落語に通じる部分もあるのでより楽しめるのが嬉しい!

by wanaseikatu | 2010-06-29 22:00 |