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こんな本   

2009年 11月 20日
こんな本_d0114841_23551661.jpg『虹の谷のアン』
著者:モンゴメリ

ウォルターが「虹の谷」と名づけた楓林の向こうの小さな谷には、いつもやさしい風が吹き、ブライス家の子供たちの夕方の遊び場所になっていた。母親を失くし、父も夢想家で、かまってくれる人のいない牧師館の子供たちも、しばしばここを訪れた。古い納屋の乾草の上から哀れな姿で発見された孤児メアリーも、この仲間に加わった。アンの子供たちの毎日を描く、アン・ブックス第九巻。



こんな本_d0114841_2358479.jpg『アンの娘リラ』
著者:モンゴメリ

みごとに成長した六人の子供たちに囲まれて、アンは幸せな日を送っていたが、第一次大戦の影響は静かな炉辺荘(イングルサイド)にも及んできた。女たちは、出征してゆく息子や恋人を見送ったあと、寂しさをこらえて、精一杯元気に振舞った。養母マリラの名をもらったアンの末娘リラも、偶然引き取った戦争孤児の世話と、赤十字少女団の運営とで忙しい。リラの日記で綴るアン・ブックス最終巻。


こんな本_d0114841_0332231.jpg『落語家はなぜ噺を忘れないのか』
著者:柳家 花緑

落語家が高座に上がるまでにやっていること、高座の上で考えていることを、自らをモデルに明かす。タイトルの「落語家はなぜ噺を忘れないのか」に始まり、「どうやって噺を面白くするのか」「どんな噺が難しいのか」等々、落語にまつわる創意工夫を公開。あまり明かされることのない、落語家の頭の中、手の内を見せる。祖父であり、人間国宝ともなった五代目柳家小さんからの教えも随所に登場。柳家一門および一門を超えて受け継がれていく落語の伝承が感じられる一冊。



こんな本_d0114841_0353890.jpg『落語ファン倶楽部 vol.7』

今号のメイン特集は、今年没後30年を迎える名人
「六代目三遊亭圓生」!
現代の人気落語家達が総登場で圓生の芸の魅力に迫ります。
【大特集 これぞ落語のテキスト 六代目三遊亭圓生 てへっ!】





アンシリーズ終了!
約20年前はシリーズ半分ほどで断念してしまったけど、今回は無事完読。
アンの日常を綴っているアンシリーズは、ほのぼのと温かいイメージが強かったけど
泣いてしまうところもあるし、最終巻の『アンの娘リラ』は戦争が絡んできたりと
重い面もあったりして意外でした。
時代を感じさせず楽しめるシリーズですよ~
『落語家はなぜ噺を忘れないのか』では、受け継がれる落語の奥深さを
ますます感じてしまいました。これからの聴き方、感じ方が変わりそうです。
名人と言われた人たちの噺も聴きたいので「六代目三遊亭圓生」聴かなきゃ!です。

by wanaseikatu | 2009-11-20 23:57 |