こんな本 |
2009年 08月 29日 |
採れたての野菜やシーフード、絶壁のホテルから眺める
自然のドラマ、中世の町並みを感じさせる過去と未来の
優しい交差点。イタリア・スペイン・ギリシャ・クロアチア——
やさしい時間が流れる15の島々を総力取材。
シチリア・リパリ・リノーサ・ファヴィニャーナ・カプリ・イスキア
出かけよう、太陽に愛された島々へ。
『日本人の知らない日本語』
著者:蛇蔵/海野凪子
日本語学校に集まるマジメな外国人生徒たち。そんな彼らの、外国人ならではの日本語の使い方やギモンの数々は、私たち日本人も知らなかった日本語の一面を教えてくれます。異文化交流気分を味わいながら、日本人だけど知らなかった日本語のヒミツを知ることが出来る、楽しくてタメになる1冊です。
『なぜなら やさしいまちが あったから』
著者:中山美穂
突然のパリへの旅立ちから6年。飾らない言葉で綴った「気づき」の旅。心揺さぶられるエッセイ。
『わたしのなかのあなた』
著者:ジョディ・ピコー
アナ・フィッツジェラルドは13歳。白血病を患う姉ケイトのドナーとなるべく、遺伝子操作によってデザイナー・ベイビーとして生まれてきた。それ以来彼女は、臍帯血の提供にはじまって、輸血や骨髄移植など姉の治療のためにさまざまな犠牲を強いられてきた。ケイトの病状は一進一退を繰り返し、両親はついに残された最後の手段である腎臓移植を決意する。だが、アナはこれを拒み、弁護士を雇い両親を相手取って訴訟を起こす。
島への旅に夢見つつ、外国人の知らない日本語のギモンに笑いながらも
こちらが日本語について勉強させられました。
「ミポリン」が今までに語らなかった生い立ち、現在の生活を
自分の言葉でありのままに綴った内容はショッキングな部分があるものの
優しい文章に心が温かくなります。
重い題材を扱った『わたしのなかのあなた』の衝撃的なラストで胸を痛め
小説なのに・・と思いつつも、主人公であるアナは幸せだったのだろうか?と
アナの運命を思うと、なんとも言えない気持ちになってしまいました。
《余談》 実は、昔ミポリンファンでした。。
by wanaseikatu | 2009-08-29 23:55 | 本